子犬を迎える方へ
子犬を迎えた直後は、寝床・ごはん・トイレ・動物病院・役所の手続きと、やることが一度に押し寄せます。全部を覚えておく必要はありません。迎える前から30日目までを4つの段階に分けて、やることを順に並べました。
この記事の要点
子犬を迎えて最初の30日にやることは、大きく4つです。迎える前に寝床・トイレ・同じフードを用意して、迎え元にごはんとワクチンの履歴を聞く。初日〜3日目は構いすぎず、ごはんとトイレの様子を毎日見る。1週目までに動物病院で健康チェックを受け、ワクチンと予防の予定を決めてもらう。30日以内に犬の登録と狂犬病予防注射、マイクロチップの変更登録をすませる。ワクチンの回数や散歩を始める時期は子犬によって違うため、このページでは決めつけず、動物病院で確認する前提で書いています。
全部を一度にやろうとしなくて大丈夫です。段階ごとに、やることは3つ前後です。
子犬を迎えた直後は、生活の準備・体調の確認・役所の手続きが重なります。順番を決めておくと、抜けるのは「あとからでいいこと」だけになります。
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図の4段階のうち、期限が法律で決まっているのは最後の「手続き」だけです。それ以外は子犬の様子に合わせて前後してかまいません。
そろえるものより、迎え元に聞いておくことのほうが大事です。
迎える当日は気持ちがいっぱいで、聞いた量や回数はすぐにあいまいになります。動物病院で最初に聞かれるのも、まさにこの「これまで何をどれだけ食べていたか」「ワクチンはいつ打ったか」です。紙でもアプリでも、その日のうちに残しておきます。
かわいくて構いたくなりますが、最初の数日は休ませることが優先です。
子犬はよく眠ります。新しい家の音やにおいにも疲れています。寝ているときは起こさず、起きているときに少しずつ遊びます。
環境が変わったうえにフードまで変わると、体調を崩したときに原因がわからなくなります。フードを切り替えるのは、落ち着いてから少しずつにします。
最初から完璧にはできません。失敗を叱るより、成功したときにすぐ褒めるほうが覚えやすいと言われます。
呼び方、おやつをあげてよい人、ケージに入れるタイミング。人によって違うと子犬が混乱します。
この時期にいちばん役に立つのは、ごはんを食べた量とトイレの様子を毎日見ておくことです。迎えたばかりの子犬は「いつもの状態」がまだわかりません。最初の数日の記録が、そのまま「この子のいつも」になります。
「昨日の夜ごはん、全部食べたっけ…?
うんちは何回だったかな」
ひとりならまだしも、家族で世話をしていると、誰があげたかもあいまいになります。
「朝は半分、夜は完食。
うんちは3回で、昨日と同じくらい」
前の日と比べられるので、変化にすぐ気づけます。動物病院でもそのまま伝えられます。
「何回なら異常」という基準は、このページでは示しません。子犬の体調は月齢や体格、食べているもので大きく変わります。食べない・吐く・お腹をこわすなど、様子がおかしいと感じたときは自己判断せず、迎えた日からの記録を持って動物病院に相談してください。
体調に問題がなくても、早めに一度行っておくと、かかりつけができます。
迎えて落ち着いたら、1週目のうちに動物病院で健康チェックを受けておくと安心です。ワクチンの残りや予防の始め方は、子犬の月齢やそれまでの接種歴で変わるため、ここで動物病院に予定を決めてもらうのがいちばん確実です。
聞いた予定は、次回の日付といっしょに残しておきます。予定の入れ方は通院・お薬の記録ガイドにまとめています。
犬を飼い始めたら、法律で決まった手続きがあります。
犬を飼い始めたら、市区町村での登録と、狂犬病の予防注射が法律で決められています。マイクロチップが入っている子犬は、飼い主の情報を自分に変える手続きも必要です。
| 手続き | 対象 | 期限 | 窓口 |
|---|---|---|---|
| 犬の登録 | 生後91日以上の犬 | 飼い始めてから30日以内(生後90日以内に迎えた場合は、生後90日を過ぎてから30日以内) | 市区町村 |
| 狂犬病予防注射 | 生後91日以上の犬 | 登録と同じく30日以内。以後は毎年1回 | 動物病院・集合注射 |
| マイクロチップの変更登録 | マイクロチップが入っている犬 | 譲り受けてから30日以内 | 環境省の「犬と猫のマイクロチップ情報登録」 |
自治体によっては、マイクロチップの登録が犬の登録を兼ねる仕組みに参加しています。手順や必要なものは自治体ごとに違うため、お住まいの市区町村のサイトで確認してください。
迎えた日からの記録は、あとから取り戻せません。
成犬になってから記録を始めると、子犬のころと比べることはできません。最初の30日に残すのは、次の5つで十分です。
食べた量を「少・普通・多」で。フードを切り替えた日も残します。
回数と、気になった日の様子。トイレを覚えていく過程も見えます。
子犬のうちは週1回が目安です。成長の速さがわかります。測り方は体重管理ガイドにまとめています。
行った日、打ったワクチン、次の予定。証明書は写真で残します。
「夜鳴きした」「初めてお座りできた」。写真もいっしょに。
ペットノートFamilyなら、子犬を登録するとお世話の項目がはじめから並びます。
朝・夜のごはん、散歩、トイレ、お水の交換、歯磨き、ブラッシング、爪切りなど、犬のお世話でよく使われる15の項目が、朝・昼・夜・いつでもの時間帯に分かれて並びます。
散歩を始める前なら、朝散歩と夜散歩をTODOの編集でオフにしておけます。オフにした項目は追加の欄に移り、散歩デビューの日に戻せます。
チェックした時刻と、チェックした人が残ります。家族を招待していれば、誰がいつごはんをあげたかが全員の画面に出るので、あげ忘れや二重にあげることを防げます。
日付・内容・次回の予定を入れると、予定の24時間前と2時間前に通知が届きます。証明書の写真も1枚添えられます。
プロフィールに「お迎えした日」を入れておくと、カレンダーに毎年の記念日として表示されます。
家族の招待は任意です。ひとりのまま、自分の記録として使っている方が多数です。あとから家族を招待することもできます。
無料で登録できるのは1匹です。2匹目以降はStandardプランで最大10匹まで登録できます。
子犬を迎えたばかりの方から、よく聞かれることをまとめました。
子犬の月齢やそれまでの接種歴、住んでいる地域によって変わるため、このページでは回数や時期を決めつけていません。迎え元から受け取った接種証明書を持って動物病院に行き、残りの予定を決めてもらうのが確実です。
ワクチンの進み具合で変わるため、動物病院で確認してください。散歩を始めるまでは、家の中で首輪やリードに慣らしておけます。アプリでは朝散歩・夜散歩の項目をオフにしておき、始めた日に戻せます。
子犬のうちは週1回が目安です。毎日測る必要はありません。家の体重計でも、子犬を抱いて乗った値から自分だけの値を引けば測れます。
生後91日以上の犬は、飼い始めてから30日以内です。生後90日以内に迎えた場合は、生後90日を過ぎてから30日以内です。狂犬病予防注射はその後も毎年1回必要です。手順は自治体によって違うため、お住まいの市区町村のサイトで確認してください。
そんなことはありません。抜けた日があっても、その前後が残っていれば変化の向きは読めます。とくに迎えたばかりの数日は、ごはんとトイレだけでも残しておくと、その子の「いつも」がわかってきます。
基本機能は無料です。無料で登録できるのは1匹で、お世話の記録・家族共有・カレンダー・通院手帳は制限なく使えます。2匹目以降はStandardプラン(年額3,000円・1か月あたり250円)で最大10匹まで登録できます。
ペットノートFamilyは、ごはん・トイレ・散歩・体重・通院をチェック1回で記録して、家族と共有できるiPhone向けのアプリです。犬を登録すると、お世話の項目がはじめから並びます。基本機能は無料で使えます。
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